2022.07.06
Musician

宮本笑里

ヴァイオリニスト宮本笑里、デビュー15周年記念アルバム 本日より「ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作」を先行配信・秋のツアー情報も公開

宮本笑里アーテイスト写真

                                        photo:Akinori Ito

 

2007年のCDデビュー以来、クラシックとポピュラーの両ジャンルを横断し、リスナーに新しいヴァイオリンの音楽の楽しみ方を発信してきたヴァイオリニスト宮本笑里のデビュー15周年記念アルバム「classique deux」収録の「ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作」が本日より先行配信され、秋のツアー情報も発表となった。

 

宮本笑里は2007年7月18日にアルバム「smile」でデビュー。クラシックからポピュラーまで、多彩なジャンルを高いレベルで演奏できるヴァイオリニストとして、これまでに8枚のオリジナル・アルバムと2枚の企画アルバム、1枚のベスト盤をリリースしてきた。今回のニュー・アルバムは、2018年にリリースし、好評を博したヴァイオリン小品集「classique」第2弾。自らの原点であるクラシックの世界に再び焦点を当て、自身の演奏会で必ず演奏する代表レパートリーなど、心安らぐチル系名曲や、高い知名度の曲を多数収録している。

 

「ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作」は、もともとはピアノ単独で演奏する楽曲。20世紀の大ヴァイオリニスト、ナタン・ミルシテインがヴァイオリンの小品に編曲したのがきっかけで、現在ではヴァイオリンでも広く演奏されており、感傷的で諦観に満ちた美しいメロディーが聴くものの心を惹きつけてやまない佳曲だ。この楽曲の配信により、3回にわたってリリースされた配信限定先行シングルが全て出揃う形となり、20日の全曲リリースが待たれる。また本日秋のコンサートツアーの情報も公開となった。当ツアーでは、アルバムにゲスト参加している川本嘉子、新倉瞳、福川伸陽の3人が日替わりでゲスト出演することになっており、アルバム収録曲の生演奏での再現にも期待が高まる。

 

2022年7月23日には15周年リサイタルが、今回のアルバム・レコーディング会場にもなったHakuju Hallで行われる。こちらのチケットは発売日に即日完売。響きを熟知したホールで研ぎ澄まされる宮本笑里の15周年の音楽的境地が楽しみだ。また、デビュー15周年を記念して、宮本笑里初のオンライン・イベント開催も告知されている。

 

今作の先行配信と秋のツアーに関して宮本笑里は「ショパン夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作。いざヴァイオリンで弾いてみると、納得出来る表現に中々辿り着けず、心が折れかけた日もありました。最終的には、自分らしく歌うことが出来たと思っています。また、今年もツアーが出来る喜びを噛み締めています。アルバムも皆様にとって御守りの様な存在であったら嬉しいですし、コンサートでは音の響き、ここでしか味わえない音楽を一緒に体感しましょう。皆様にお会いできるのをとても楽しみにしています!」とコメントを述べている。

<文中敬称略>

 

 

CD情報

宮本笑里 デビュー15周年記念ニュー・アルバム

classique deux(読み:クラシーク・ドゥ)

2022年7月20日(水)発売 Blu-spec CD2 同日より配信も実施

初回限定盤ジャケット写真

初回生産限定盤(スリーブ・ケース、BD付き)SICC-39101~39102 3,850円(税込)

 

通常盤ジャケット

通常盤 SICC-39103 3,300(税込)

アルバム「classique deux」全曲を360 Reality Audioにて8月初旬配信予定

 

収録曲

DISC1[CD]

①ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(ハルトマン編)

②ホルスト:木星 with 福川伸陽

③ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作(ミルシテイン編)

④ファリャ:スペイン舞曲第1番(クライスラー編)

⑤シューマン:トロイメライ

⑥モンティ:チャールダーシュ with 新倉瞳

タンゴ・メドレー with 川本嘉子(森田花央里 編 for Hakuju Hall)

⑦ゲーゼ:ジェラシー ⑧ガルデル:首の差で ⑨ピアソラ:リベルタンゴ

⑩フォーレ:夢のあとに

⑪ラヴェル:ツィガーヌ

⑫バッハ:G線上のアリア(ヴィルヘルミ編)

ヴァイオリン:宮本笑里、ピアノ:佐藤卓史、ヴィオラ:川本嘉子(⑦~⑨)、チェロ:新倉瞳(⑥)、ホルン:福川伸陽(②)

録音:2022年4月4日~6日 東京 Hakuju Hall

 

DISC2[BD](初回生産限定盤)

①ファリャ:スペイン舞曲第1番[Video Clip]

②メイキング「classique deux」

③宮本笑里×DAITA Laramidia[Video Clip]

④Bitter Love[Video Clip]

⑤ZIPAIR 宮本笑里インタビュー

⑥シューベルト:アヴェ・マリア[Live]

⑦マスネ:タイスの瞑想曲[Live]

(⑥⑦ヴァイオリン:宮本笑里、ピアノ:マシュー・ロー 2020年11月14日 宮本笑里スペシャルオンラインコンサート”one heart” より)

 

 

動画コンテンツ 公開アドレス情報

・宮本笑里「ファリャ:スペイン舞曲第1番」MV Full× 360 Reality Audio

https://youtu.be/mMDOOCU-zmc

埋め込みコード

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配信限定先行シングル情報

公開中 ホルスト:木星 with 福川伸陽

再生・ご購入はこちら

 

公開中 ファリャ:スペイン舞曲第1番

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本日公開 ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作(ミルシテイン編)

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コンサートツアー情報 

 

「宮本笑里 15周年リサイタル」*Ticket Sold Out

2022年7月23日(土)  東京・Hakuju Hall

出演:宮本笑里(ヴァイオリン)/ 浦壁信二(ピアノ) 

 

「宮本笑里 15周年リサイタルツアー2022 “classique deux”」 *New

■2022/11/19(土)  栃木・城址公園ホール(壬生中央公民館)

出演:宮本笑里(ヴァイオリン)/ 佐藤卓史(ピアノ) ゲスト:新倉瞳(チェロ)チケット発売日 : 7/22(金)

 

■2022/11/22(火)    東京・浜離宮朝日ホール 

出演:宮本笑里(ヴァイオリン)/ 佐藤卓史(ピアノ) ゲスト:新倉瞳(チェロ)チケット発売日 : 10/1(土)

 

■2022/11/26(土)  大阪・ザ・フェニックスホール

出演:宮本笑里(ヴァイオリン)/ 浦壁信二(ピアノ) ゲスト:福川伸陽(ホルン)チケット発売日 : 10/1(土)

 

■2022/12/25(日)  愛知・宗次ホール

出演:宮本笑里(ヴァイオリン)/ 佐藤卓史(ピアノ) ゲスト:川本嘉子(ヴィオラ)チケット発売日 8/14(日)

 

★一般発売に先駆けて、東京・大阪公演オフィシャル先行の実施決定。

詳しくは以下よりチェック↓

◯オフィシャル先行 詳細はこちら

 

【受付期間】

2022年7月6日(水)12:00 ~ 2022年7月13日(水)23:59

※抽選受付となります。

 

オンラインイベント情報

宮本笑里「classique deux」の発売を記念して初のオンライン・イベントの開催が決定!

 

①1 on 1オンライン・トークイベント

7月31日(日)にオンライン上で宮本笑里と1対1でビデオ通話ができるイベントです。イベント参加シリアルコードがついた対象商品をSony Music Shopにて先着でご購入いただいた方にご参加いただけます。

 

※このイベントはWithLIVEというアーティスト、アイドル、モデル、タレント(キャスト)等と1対1でビデオ通話ができるサービスを使用して行います。

~WithLIVEとは?~

https://www.withlive.jp/

 

オンライン・イベント①の参加方法はこちら

 

②オンライン・サイン会

7月19日(火)19時よりオンラインサイン会を宮本笑里Official YouTube Channelより生配信。サイン会では事前に対象商品をリミスタにてご購入いただいた方へのCDジャケットにサインを書く様子を、トークを交えてお届けします。リミスタにて対象商品をお買い上げいただいた方には、配信番組内でご購入いただいた商品にお名前とサインを書かせていただきます。ご購入時にいただいたメッセージや、配信番組内でいただいたコメントなども交えてイベント進行しますのでぜひご参加ください。

 

※配信番組はどなたでも視聴いただけます

※サインは対象商品をリミスタでご購入いただいた方のみとさせていただきます。またサインはイベント終了後に発送いたします。

 

オンラインイベント②の参加方法はこちら

 

 

360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)情報

360 Reality Audioとは?

全方位から音が降り注ぐ新体験。ソニーの360立体音響技術を使った新しい音楽体験。 アーティストの生演奏に囲まれているかのような、没入感のある立体的な音場を体感できます。

 

<多くの360 Reality Audioを気軽に体験するなら>

・360 Reality Audio コンテンツサイト「SOUND DIVE」 https://www.sony.co.jp/360ra_sounddive/

・360 Reality Audio スペシャルサイトhttps://www.sony.jp/headphone/special/360_Reality_Audio/

 

<360 Reality Audio対応音楽ストリーミングサービス>

・Amazon Music Unlimited  https://music.amazon.co.jp/playlists/B08F9LQYJ8

・360 by deezer  https://www.deezer.com/ja/devices/app/360bydeezer

*Amazon Music Unlimited、Deezer HiFiのみ対応。詳細は各配信サービスページでご確認ください。

*PCブラウザでは360 Reality Audioの再生ができません。 お手持ちのスマートフォンやタブレットに対応音楽ストリーミングサービスのアプリケーションをダウンロードのうえご利用ください。

 

宮本笑里 プロフィール

ヴァイオリニスト。東京都出身。14歳でドイツ学生音楽コンクールデュッセルドルフ第一位入賞。その後は、小澤征爾音楽塾、NHK交響楽団などに参加し、07年「smile」でアルバムデビュー。様々なテレビ番組、CMにも出演するなど幅広く活動中。2017年デビュー10周年を迎え、アルバム「amour」発売、Bunkamuraオーチャードホールで10周年記念コンサートを開催した。2018年ヴァイオリン小品集「classique」発売。2020年4月にEP「Life」をリリース。2022年7月デビュー15周年を迎え、7/20には15周年記念アルバム「classique deux」をリリース予定。

使用楽器はDOMENICO MONTAGNANA 1720~30でNPO法人イエロー・エンジェルより貸与されている。

 

ゲスト・共演者 プロフィール

川本嘉子(かわもとよしこ ヴィオラ)

1992年ジュネーヴ国際コンクール・ヴィオラ部門で最高位(1位なしの2位)。1996年村松賞、1997年第7回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、2015年東燃ゼネラル音楽賞・奨励賞受賞。京都アルティ弦楽四重奏団、AOIレジデンス・クヮルテットのメンバー。タングルウッド、マールボロ、ダボス、サイトウキネン、アルゲリッチ音楽祭等のフェスティバル、小澤音楽塾、水戸室内管等に参加。また、ソリストとして、これまでにガリー・ベルティーニ、ジャン・フルネ等の著名な指揮者と共演。1999年~2002年都響首席奏者。2017年~2021年までNHK交響楽団の首席客演ヴィオラ奏者を務める。小澤音楽塾、愛知室内オーケストラでは弦楽器アドヴァイザーとして後進の育成にも積極的に力を注いでいる。日本を代表するヴィオラ奏者の一人として常に第一線で活躍している。

 

新倉瞳(にいくらひとみ チェロ)

8歳よりチェロを始める。桐朋学園大学音楽学部を首席卒業。バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでに毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga各氏に師事。在学中EMI Music Japanより「鳥の歌」をリリースしデビュー。受賞歴も多数、近年では第18回ホテルオークラ音楽賞、第19回(2020年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞 チェロ部門受賞。現在カメラータ・チューリッヒのソロ首席チェリストとしてスイスを拠点にソリスト、室内楽奏者として幅広く活動。2021年には『11月の夜想曲』~新倉瞳委嘱作品集 (世界初演初録音) のCDをアールアンフィニ・レーベルよりリリース。使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたMatteo Goffriller (1710年製)。

 

福川伸陽(ふくかわのぶあき ホルン)

世界的に活躍している音楽家の一人。NHK 交響楽団首席奏者としてオーケストラ界にも貢献した。ソリストとして、 NHK 交響楽団、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、横浜シンフォニエッタ他と共演。ロンドンのウィグモアホールをはじめ、ロサンゼルスやブラジル、アジア各国でリサイタルをするなど、世界各地から数多く招かれており、「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にもソリスト・室内楽奏者として出演を重ねる。東京音楽大学准教授、国際ホルン協会評議員。

 

佐藤卓史(さとうたかし ピアノ)

秋田市出身。高校在学中の2001年、日本音楽コンクールで第1位。東京藝術大学を首席で卒業後渡欧、ハノーファー音楽演劇大学ならびにウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。その間、2007年シューベルト国際コンクール第1位、2010年エリザベート王妃国際コンクール入賞、2011年カントゥ国際コンクール第1位など受賞多数。ウィーン楽友協会をはじめとするヨーロッパの主要コンサートホールのほか、2011年にはシリア・ダマスカスのダール・アル・アサド文化芸術劇場でソロ・リサイタルを開催した。これまでにNHK交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、シドニー交響楽団、ベルギー国立管弦楽団等と共演。2007年にソロデビューアルバム「ラ・カンパネラ~珠玉のピアノ小品集」(ナミ・レコード)をリリース以来、レコーディング活動にも力を入れており、日本と欧州で多数のCDを発表。2014年より「佐藤卓史シューベルトツィクルス」を展開、ライフワークとしてシューベルトのピアノ曲全曲演奏に取り組んでいる。室内楽、作編曲など幅広い分野で活躍している。オフィシャルサイトはこちら 

 

 

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