2022.05.25
Musician

宮本笑里

ヴァイオリニスト宮本笑里、デビュー15周年記念アルバム ゲスト&共演者情報・収録曲発表 本日より配信限定先行シングル第1弾「ホルスト木星」公開

 

2007年のCDデビュー以来、クラシックとポピュラーの両ジャンルを横断し、リスナーに新しいヴァイオリンの音楽の楽しみ方を発信してきたヴァイオリニスト宮本笑里のデビュー15周年記念アルバム「classique deux」の詳細が発表となった。

 

宮本笑里は2007年7月18日にアルバム「smile」でデビュー。クラシックからポピュラーまで、多彩なジャンルを高いレベルで演奏できるヴァイオリニストとして、これまでに8枚のオリジナル・アルバムと2枚の企画アルバム、1枚のベスト盤をリリースしてきた。今回のニュー・アルバムは、2018年にリリースし、好評を博したヴァイオリン小品集「classique」第2弾。自らの原点であるクラシックの世界に再び焦点を当て、自身の演奏会で必ず演奏する代表レパートリーなど、心安らぐチル系名曲や、高い知名度の曲を多数収録している。

 

また、これまで交流を温めてきたヴィオラの川本嘉子、チェロの新倉瞳、ホルンの福川伸陽の3名のクラシック音楽界トップ奏者を迎えたゲストワーク3曲を記念収録。共演ピアニストには、「classique」1作目に引き続き、宮本と同世代でソロに室内楽に活躍する気鋭のピアニスト 佐藤卓史を迎え、レコーディングは東京都内で屈指の音響を誇るHakuju Hallで実施。アルバム・タイトル「classique」(読み:クラシーク)は、宮本笑里自らのバックボーンである音楽世界を端的に表している。

 

さらに、本日より配信限定先行シングル第1弾「ホルスト:木星 with 福川伸陽」が公開となった。通常はオーケストラで演奏される「木星」だが、今回は特別にホルン三重奏の編曲で録音。オーケストラでの演奏とはまた違った魅力を引き出すことに成功している。7月20日のアルバム発売日まで合計3曲の配信限定先行シングルがリリースされることも本日発表された。

 

2022年7月23日には15周年リサイタルが、今回のアルバム・レコーディング会場にもなったHakuju Hallで行われる。響きを熟知したホールで研ぎ澄まされる宮本笑里の15周年の音楽的境地が楽しみだ。

 

3名のゲストを迎えての録音を終えて宮本笑里は「今回とても贅沢なことに、心から尊敬してやまない大好きな音楽家の皆様との共演が叶い、生涯忘れられない大切な宝物になりました。川本嘉子さんと、愛と情熱溢れるタンゴ・メドレー。新倉瞳さんと、新しい表情満載のモンティ:チャールダーシュ。福川伸陽さんと、スペシャルな三重奏のホルスト:木星。音楽的にも、音色も何処までも拘り”ここにしかない音の世界”を皆様と一緒に作り上げる事が出来ました。聴き応えたっぷりのアルバムに仕上がっております。」と感慨を述べている。

<文中敬称略>

 

川本嘉子 佐藤卓史,新倉瞳

 

 

 

CD情報

宮本笑里 デビュー15周年記念ニュー・アルバム

classique deux(読み:クラシーク・ドゥ)

2022年7月20日(水)発売 Blu-spec CD2

初回生産限定盤(スリーブ・ケース、BD付き)SICC-39101~39102 3,850円(税込)

通常盤 SICC-39103 3,300(税込)

 

収録曲

DISC1[CD]

①ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(ハルトマン編)

②ホルスト:木星 with 福川伸陽

③ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作(ミルシテイン編)

④ファリャ:スペイン舞曲第1番

⑤シューマン:トロイメライ

⑥モンティ:チャールダーシュ with 新倉瞳

タンゴ・メドレー with 川本嘉子

⑦ゲーゼ:ジェラシー ⑧ガルデル:首の差で ⑨ピアソラ:リベルタンゴ

⑩フォーレ:夢のあとに

⑪ラヴェル:ツィガーヌ

⑫バッハ:G線上のアリア(ヴィルヘルミ編)

ヴァイオリン:宮本笑里、ピアノ:佐藤卓史、ヴィオラ:川本嘉子(⑦~⑨)、チェロ:新倉瞳(⑥)、ホルン:福川伸陽(②)

録音:2022年4月4日~6日 東京 Hakuju Hall

 

DISC2[BD](初回生産限定盤)

①ファリャ:スペイン舞曲第1番 Video Clip

②15周年宮本笑里インタビュー

③宮本笑里×DAITA Laramidia Video Clip

④Bitter Love Video Clip

⑤ZIP AIR 宮本笑里インタビュー

⑥シューベルト:アヴェ・マリア

⑦マスネ:タイスの瞑想曲

(⑥⑦ヴァイオリン:宮本笑里、ピアノ:マシュー・ロー 2020年11月14日 宮本笑里スペシャルオンラインコンサート”one heart” より)

 

配信限定先行シングル情報

第1段:5月25日(水) ホルスト:木星 with 福川伸陽

宮本笑里15周年記念アルバムジャケット写真

ご視聴はこちらから

 

第2弾:6月22日(水) ファリャ:スペイン舞曲第1番

第3弾:7月6日(水) ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作(ミルシテイン編)

 

15周年リサイタル情報

☆「宮本笑里 15周年リサイタル」受付情報

 

2022年デビュー15周年を迎えるヴァイオリニスト宮本笑里。

Hakuju Hallでの1日限りのスペシャルコンサート

 

公演概要

宮本笑里 15周年リサイタル

2022年7月23日(土) 東京・Hakuju Hall

13:30開場 / 14:00開演

出演:宮本笑里(ヴァイオリン)、浦壁信二(ピアノ)

全席指定: 6500円(税込)

 

 

宮本笑里 プロフィール

ヴァイオリニスト。東京都出身。14歳でドイツ学生音楽コンクールデュッセルドルフ第一位入賞。その後は、小澤征爾音楽塾、NHK交響楽団などに参加し、07年「smile」でアルバムデビュー。様々なテレビ番組、CMにも出演するなど幅広く活動中。2017年デビュー10周年を迎え、アルバム「amour」発売、Bunkamuraオーチャードホールで10周年記念コンサートを開催した。2018年ヴァイオリン小品集「classique」発売。2020年4月にEP「Life」をリリース。2022年7月デビュー15周年を迎え、7/20には15周年記念アルバム「classique deux」をリリース予定。

使用楽器はDOMENICO MONTAGNANA 1720~30でNPO法人イエロー・エンジェルより貸与されている。

 

ゲスト・共演者 プロフィール

 

川本嘉子(かわもとよしこ ヴィオラ)

1992年ジュネーヴ国際コンクール・ヴィオラ部門で最高位(1位なしの2位)。1996年村松賞、1997年第7回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、2015年東燃ゼネラル音楽賞・奨励賞受賞。京都アルティ弦楽四重奏団、AOIレジデンス・クヮルテットのメンバー。タングルウッド、マールボロ、ダボス、サイトウキネン、アルゲリッチ音楽祭等のフェスティバル、小澤音楽塾、水戸室内管等に参加。また、ソリストとして、これまでにガリー・ベルティーニ、ジャン・フルネ等の著名な指揮者と共演。1999年~2002年都響首席奏者。2017年~2021年までNHK交響楽団の首席客演ヴィオラ奏者を務める。小澤音楽塾、愛知室内オーケストラでは弦楽器アドヴァイザーとして後進の育成にも積極的に力を注いでいる。日本を代表するヴィオラ奏者の一人として常に第一線で活躍している。

 

新倉瞳(にいくらひとみ チェロ)

8歳よりチェロを始める。桐朋学園大学音楽学部を首席卒業。バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでに毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga各氏に師事。在学中EMI Music Japanより「鳥の歌」をリリースしデビュー。受賞歴も多数、近年では第18回ホテルオークラ音楽賞、第19回(2020年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞 チェロ部門受賞。現在カメラータ・チューリッヒのソロ首席チェリストとしてスイスを拠点にソリスト、室内楽奏者として幅広く活動。2021年には『11月の夜想曲』~新倉瞳委嘱作品集 (世界初演初録音) のCDをアールアンフィニ・レーベルよりリリース。使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたMatteo Goffriller (1710年製)。

 

福川伸陽(ふくかわのぶあき ホルン)

世界的に活躍している音楽家の一人。NHK 交響楽団首席奏者としてオーケストラ界にも貢献した。ソリストとして、 NHK 交響楽団、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、横浜シンフォニエッタ他と共演。ロンドンのウィグモアホールをはじめ、ロサンゼルスやブラジル、アジア各国でリサイタルをするなど、世界各地から数多く招かれており、「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にもソリスト・室内楽奏者として出演を重ねる。東京音楽大学准教授、国際ホルン協会評議員。

 

佐藤卓史(さとうたかし ピアノ)

秋田市出身。高校在学中の2001年、日本音楽コンクールで第1位。東京藝術大学を首席で卒業後渡欧、ハノーファー音楽演劇大学ならびにウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。その間、2007年シューベルト国際コンクール第1位、2010年エリザベート王妃国際コンクール入賞、2011年カントゥ国際コンクール第1位など受賞多数。ウィーン楽友協会をはじめとするヨーロッパの主要コンサートホールのほか、2011年にはシリア・ダマスカスのダール・アル・アサド文化芸術劇場でソロ・リサイタルを開催した。これまでにNHK交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、シドニー交響楽団、ベルギー国立管弦楽団等と共演。2007年にソロデビューアルバム「ラ・カンパネラ~珠玉のピアノ小品集」(ナミ・レコード)をリリース以来、レコーディング活動にも力を入れており、日本と欧州で多数のCDを発表。2014年より「佐藤卓史シューベルトツィクルス」を展開、ライフワークとしてシューベルトのピアノ曲全曲演奏に取り組んでいる。室内楽、作編曲など幅広い分野で活躍している。詳細はこちら  

 

 

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